食べたくなるような写真とともに寿司ネタを日本語と英語で解説する『SUSHI – 寿司ガイドブック』

- カテゴリ:レファレンス
- リリース:2009年4月8日
- 言語:日本語・英語
- バージョン:1
- 容量:9.8
- 価格:450円
- 電車内:プレイ可
レビュー

『SUSHI – 寿司ガイドブック』は、52種類の代表的な寿司ネタを日本語と英語の両方で解説しているガイド本のようなiPhoneアプリだ。ある程度寿司について興味がある人を対象にしている。
掲載されている寿司ネタは、基本的に回転寿司ではなくいわゆる回らないお寿司屋さん(という言い方も変だが)で出されているメニューを中心に解説している。音声はないが、日本語と英語の両方で楽しむことができる。切り替えもワンタップとお手軽だ。
寿司ネタはすべての寿司、種類別、季節別で分けられており、それぞれをタップすると小さな写真と寿司ネタ名が縦列に一覧で表示される。気になる寿司ネタをタップすることで、キレイな写真と詳しい情報を読むことができる。

『SUSHI – 寿司ガイドブック』にはお気に入り機能などもあり、実用に耐えるようではあるが少々物足りなさを感じる。例えば一覧表示での日本語・英語の切り替えは良いのだが、これではどちらかしか読むことができない。外国人相手に英語表示で見せて使う場合、横に少しでも日本語があれば応対する時にコチラとしても紹介しやすいのではないだろうか。
また、写真もキレイではあるが美味しそうかと聞かれるとそうでもない。黒い背景が悪いのか? それに寿司ネタが映りこんでるのが悪いのか? 写真を見ても寿司! という気分には残念ながらなれない。普通に盛台に乗せてみてはどうだろうか?
さらにこれは個人的なことではあるが、“寿司に合う酒”で「ワインを注文する人も増えている」と触れていることに失望した。たしかに白ワインなら合うネタもあるにはあるが、ワインと酢は相性が悪く、寿司が生臭く感じて台無しになることが多い。(基本的に)生モノが苦手な外国人に紹介することを前提に考えればこれは余計だろう。あくまで日本の文化を大切にする記載をして欲しいものだ。
とはいえ、この価格でこの情報量なら納得の1本でもある。きちんとした寿司屋に外国からのお客を連れていく場合、『SUSHI – 寿司ガイドブック』を持って置くと役に立つ時がきっとくるだろう。